新型コロナウイルス感染症が蔓延しているホーチミン市を支援するため、8月1日午前、保健省とハノイのバクマイ総合病院が調達した医療資材を乗せた列車はハノイ駅を出発し、ホーチミン市に向かいました。
医療資材には人工呼吸器20台、酸素濃縮装置15台、ヘルス・モニター45台、電気式注射器80本、輸液ポンプ80基のほか、血液透析装置やカラー超音波診断装置、電気的除細動、生化学自動分析装置などが含まれています。
バクマイ総合病院のダオ・スアン・コ副院長は次のように語りました。
(テープ)
「必要な医療資材を乗せた列車が出発しました。これにより、私たちはホーチミン市の第7区に重症化した新型コロナウイルス感染患者専用の3000病床規模の仮設病棟を運営することができます。また、我が病院はこの仮設病棟に医療関係者代表団を派遣しました。今後も数千人の医療要員を派遣する計画があります。」
同日午前、ハノイで、国防省・後方支援総局はホーチミン市とビンズオン省で設立された伝染病治療仮設病棟5D号に派遣される医療要員の出陣式を行いました。この病棟は500病床規模でホーチミン市とビンズオン省の新型コロナ感染者の収容・治療を行う任務があります。