6日、ベトナム文化スポーツ観光省傘下の国家観光局が発表した情報によりますと、今年はじめからの10か月でベトナムを訪れた外国人観光客は1410万人を超え、前年同期比で41.3%増加しました。特に、10月には、ベトナムを訪れた外国人観光客は142万人に達し、アジアとヨーロッパからの観光客が引き続き伸びを見せています。
市場規模に関しては、アジアからの観光客が全体の約80%を占めており、そのうち日本、韓国、中国、台湾(中国)などの北東アジアからの観光客が約6割と、主要な観光市場となっています。
一方、今年10月にはイギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、ロシアなどからの観光客数が9月に比べて順調に増加しました。これらの国々はすべて、2023年8月15日から適用されている最長45日間の一方的なビザ免除措置が適用されており、その効果が表れているとみられます。
ベトナム国家観光局は、現在実施中の観光プロモーション活動により、年間目標である1700万人の外国人観光客誘致の達成に期待を寄せています。
(VOVWORLD)