23日、WHO世界保健機関は記者会見を行い、バングラデシュ、インドネシア、パキスタン、セルビア、ベトナムの5ヵ国がメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンの製造に必要な技術を受け取る国々のリスクに追加されたことを発表しました。
mRNAは、ファイザーやモデルナといった米企業が新型コロナウイルスワクチンに使用している高度な技術です。昨年開始されたこの技術移転プロジェクトは、中低所得国がmRNAワクチンを大規模かつ国際的な基準に沿って製造するのを支援することが目的です。
記者会見で発言に立ったベトナムのグエン・タイン・ロン保健大臣は、「ベトナムは発展途上国であるが、ワクチン開発で多くの経験を積んだ」と述べ、WHOからmRNAワクチン技術移転を受けた場合、国内だけでなく、各国のワクチン需要に応えられると強調しました。
ソース:VOV