公安省出入国管理局によりますと、電子IDを取得することで、外国人は行政手続きをオンラインで簡便に行えるようになり、手続きにかかる時間や書類の削減、対面での接触の最小化が可能となります。これにより、本人確認の正確性が高まり、ベトナムでの生活・就労における合法的権利の保護にもつながります。
電子IDレベル2を持つことで、外国人は銀行取引時の本人確認、住居の賃貸契約手続き、公共サービスの利用、VNeIDアプリ上での在留カードや法的書類のデジタル保管など多くのデジタルサービスを利用できるようになります。
また、公安省は7月1日から8月19日までの50日間に在留外国人への電子ID発行を集中的に進めます。この期間中、各地で外国人向けに制度の内容と利便性を周知し、安心してベトナムに居住・就労・学習できる環境づくりを支援していく方針です。
(VOVWORLD)