席上、ソン大臣は「ベトナムはUNESCOの積極的かつ責任ある一員でUNESCO執行委員会、 無形文化遺産保護条約政府間委員会、文化的表現の多様性の保護、および促進に関する条約に大いに貢献してきた」と強調しました。また、ベトナムの世界遺産は地元の共同体の生活水準の向上、および国の持続可能な社会経済開発に寄与しているとしています。
一方、アッソモ所長はベトナムは遺産の保存と価値発揮の模範であるとし、ベトナムの知見が他の国と共有されるよう希望を表明しました。また、世界遺産センターは世界遺産の保存・発揮でベトナムを最大限に支援し、今後、できる限り、ベトナムの世界遺産申請書類をサポートすると確約しました。そして、UNESCOはベトナムの8つの世界遺産の管理、保存、発揮やベトナムの2023年~2027年期の世界遺産委員会への立候補を支援するとしています。