記者会見で、ズン次官は、第53回ASEAN外相会議と関連会議がASEAN議長国ベトナムの主宰の下、9月9日から12日にかけてオンライン形式で行われ、ASEAN加盟10国とASEANの相手国17ヵ国の代表が出席すると明らかにしました。また、「ベトナムは今回の会議の成功のために全力を尽くしている」と強調し、次のように語りました。
（テープ）
「第53回ASEAN外相会議と関連会議はASEANの今年の各会議の中で最も重要なものです。今回の会議は、大国間の戦略的競争が激しくなっており、新型コロナが複雑に推移し、世界各国の経済社会に大打撃を与えている背景の中で、行われますが、ベトナムはASEAN議長国として、疫病予防対策の面でもASEAN共同体づくりの面でも協力を強化するために多くの提案を出しています。」
このように語ったズン次官はまた、今回の会議でASEANの外相らはASEAN共同体づくりなどについて話し合うとともに、新型コロナ予防対策をはじめとする地域と世界の共通の問題解決についてASEANの相手国の代表と協議すると明らかにしました。
ズン次官によりますと、第53回ASEAN外相会議では、共同声明を始め、約40件の文書が採択される見通しであるとしています。
