このマスタープランはグリーン経済の発展と気候変動対策を進めるとともに、2030年までの生物多様性保存戦略と2050年までのビジョンの実現に主要な役割を果たすものです。同マスタープランでは、大陸にある自然保護区の総面積が300万ヘクタールに達するとともに、海と海岸の自然保護区の面積が領海の総面積の3%~5%を占めるという目標が掲げられています。
会議で発言に立ったチャン・ホン・ハー副首相は、ベトナムは豊かな生物多様性を誇っており、その保存と持続可能な開発をさらに促進すべきであると述べ、次のように語りました。
(テープ)
「このマスタープランは今までの保存開発計画・戦略の良い内容を受け継ぎ、残された問題の解決策を打ち出す必要があります。また、同マスタープランは生物多様性に関する条約に加盟しているベトナムの責任を示さなければなりません。先ごろ、ベトナムはこの条約への加盟継続を決定し、条約の展開において多くの新しい目標を打ち出しています。そのため、この事態に応えられるようなマスタープランを作らなければなりません」
(VOVWORLD)