席上、国連常駐ベトナム代表団副団長であるレ・ティ・ミン・トア公使は国連の関連会議を前に、各国が国際公約の履行で実質的な進展を見せ、気候変動や環境問題への対応に際し、人を中心に置く必要があると強調しました。

また、国家レベルで気候変動や環境、生物多様性に関する課題を関連政策や行動計画、法律に盛り込み、グリーンかつ持続可能な経済開発や、気候変動対応、環境保護への認識向上を進めるよう提案しました。

さらに、トア氏は国家の持続可能な開発戦略に対する科学技術やイノベーションの適用の必要性について触れ、開発パートナーは発展途上国に対し、金融アクセスや技術移転、科学技術開発を支援する必要があるとしています。

そして、トア氏は気候変動対応や環境保護に関する公約の履行を目指すベトナムの具体的かつ包括的な措置を取り上げ、その中に関連法の改正や2050年までの気候変動対応国家戦略の充実、国が決定する貢献の更新などが含まれていると明らかにしました。