会議で発言に立ったド・フン・ベト外務次官は、ベトナムが2023年~2025年期の国連人権理事会に選出されたことは、外交政策の大きな成功であると述べ、国連人権理事会理事国として各国と協力し、国連憲章と国際法に従って人権擁護を促進すると強調しました。ベト次官は次のように語りました。
(テープ)
「現在、世界情勢は大国間の競争激化など、複雑に推移しています。これは、国連人権理事会理事国としての任務全うのためのベトナムの取り組みに多くの試練をもたらしています。現在、同理事国としてのベトナムに対する国際社会と国民の期待は前回の国連人権理事会入りのときより高まっています。そのため、ベトナムは理事国として積極的に自らの任務を全うするとともに、新しい提案やアイデアを出し、活動をけん引していく必要があると思います」
なお、2022年10月11日、国連総会はベトナムを含む15か国を2023年から2025年期の国連人権理事会理事国に選出しました。ベトナムの国連人権理事会理事国に立候補するにあたり打ち出された「尊重と理解・対話と協力・全人権をすべての人に与える」というメッセージは各国から高い評価を得ました。