演説の中で、チン首相は、新型コロナのパンデミックは世界全体に深刻な影響をもたらしてきたと明らかにし、新型コロナとの闘いにおいて、ベトナムは国民を中心に置き、グローバルなアプローチ方法を利用して国際協力を効果的に進めたことにより、今まで最大のワクチン接種キャンペーンを展開し、新型コロナを基本的に抑制してきたと強調しました。チン首相は、新型コロナとの闘いは人間にとって貴重な経験であると述べ、次のように語りました。
(テープ)
「新型コロナウイルス感染症とそれに伴う保健危機は、国民の命と健康を守るために、ワクチンとバイオテクノロジーの研究・開発を進め、疫病への対応能力を高めることの重要性を見せています。世界の包摂的な開発のために、我々は連携を強化し、より遠い視野を持って、ワクチンの研究・開発を始めとするバイオ産業と近代的な医学をさらに発展させる必要があります。同時に、ワクチンを始め、人間の健康増進に必要な医療商品の公平な供給を確保しなければなりません」
このように語ったチン首相はまた、ベトナムはワクチンとバイオ商品を安定的に提供するために、世界のサプライチェーンに積極的に参加する用意があると強調しました。
なお、「ワクチン・バイオヘルスの未来」をテーマとした「世界バイオサミット(World Bio Summit 2022)」が25日と26日の両日にソウル市内のホテルで開催されています。これは各国の首脳とバイオ関連国際機関のトップ、世界保健機関(WHO)アジア地域の保健専門家らが集まる大規模な国際会議です。