ユーロチャムの報告によりますと、ベトナムに進出している欧州企業の景況感指数は「ポシティブ」と「中立」の見方はそれぞれ6%と4%増加する一方、「ネガティブ」の見方は5%減少しました。
また、調査の対象となった企業63社は「ベトナムを外国直接投資誘致上位10か国の一つ」に選びましたが、31%はベトナムを上位3か国の一つに選出したとしています。
さらに、ベトナムで事業活動を行っている欧州企業によりますと、ベトナムと欧州連合の自由貿易協定が発効してから2年あまり経った現在、ベトナムの投資環境に前向きな影響を与えています。企業の6割以上はこの協定が多くのメリットをもたらし、その中で関税の減免が第一のメリットであり、続いて、競争力の改善、貿易障壁の緩和、地場の企業とのパートナーシップの拡大、ベトナム市場へのアプローチの可能性の向上であるとのことです。
(VOVWORLD)