席上、参加者らは、「2017年に、政府は、企業界に信頼感を高め、原動力を作り出してきた。そこで、昨年より多くの前向きな兆しを持つ2018年は、ベトナム経済にとってチャンスである。」との見解を述べました。
中央経済委員会のゴ・バン・トアン副委員長は「2017年に、ベトナムは国会が設定した経済発展目標13項目を全て達成できた。GDP伸び率は6.81%に達したこと。ベトナムはビジネス環境ランキングの中で、調査対象国の190カ国・地域中68位となり、前年の82位から14ランク上昇した。国際競争力指数について、ベトナムは137カ国・地域中55位となり、前年の60位から5ランク上昇した。同時に、ベトナムは、国際参入を積極的に進めてきた。これらの節目は、世界市場におけるベトナムの経済連携強化と競争力向上に寄与している。」と明らかにしました。
一方、ベトナム経済の展望について、首相の経済諮問委員会のメンバーであるブ・ビエット・ゴアン氏は「2018年は、試練と共にチャンスがやってくる年である。世界経済が2017年より好転してゆくのはチャンスである。国内では、投資家の信頼感は引き続き高まる。一方で、2018年のインフレ率は2017年より上昇する恐れがあるものの、それは許容範囲内である。というわけで、2018年は複数の前向きな兆しがある年だ。」と予測しています。
ソース:VOV