外国投資では、新規登録資本、追加登録資本、外国投資家による出資・株式購入を含む1月末時点での総額が43億3000万ドルに達し、前年同期比48.6%増と大きく伸長しています。実行済み外国直接投資も15億1000万ドルと、前年同期比2.0%増を記録しました。
貿易面では、1月の輸出入総額が631億5000万ドルとなり、前月比10.5%減、前年同期比3.5%減となったものの、貿易収支は30億3000万ドルの黒字を維持しています。最大の輸出先であるアメリカ向けは98億ドルを記録しました。
経済専門家のレー・ズイ・ビン博士は次のような意見を述べています。
(テープ)
「年初から生産、消費、貿易を促進する施策を積極的に展開しています。マクロ経済の安定性や国際市場の好条件は、今年のベトナム経済にとって追い風となるでしょう。また、主要市場での消費増加は観光やサービス業にもプラスの効果をもたらすと期待されます」
観光分野も好調で、1月の外国人観光客数は約210万人に達し、前月比18.5%増、前年同期比36.9%増と大幅な伸びを示しています。
(VOVWORLD)