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会議で発言に立ったチン首相は、今年上半期の社会経済開発はほとんどの分野で著しい成果を見せていると述べ、原油の価格高騰にもかかわらず、マクロ経済の安定、インフレの抑制、エネルギーと食料の安全保障、国家予算の歳出と歳入のバランスなどが確保されていると強調しました。また、工業、農業、サービス業がいずれも高い成長率を達成したことにより、今年第2四半期の成長率はこの11年間の最高を記録していると明らかにし、外交や国防安全保障の分野も促進されているとしています。
今後の方向について、チン首相は、多くの試練と困難が予測されている背景の中で、2022年および2021年~2025年期の任務と目標を実現させるためにはより多くの努力が必要であると述べ、次のように語りました。
「私たちは、正直に話し合うという精神に基づいて、この6か月間できたこととできていないことを指摘し、その原因と結果を客観的に分析し、その経験を引き出す必要があります。特に、各地は自らの経験を共有し、試練と困難を解消するための対策を提案しなければなりません。」
会議で出された報告によりますと、ベトナム経済は急速に回復しており、最高のシナリオも上回っています。今年第2四半期のGDP国内総生産の伸び率は前年同期と比べ7.72%増となり、2011年以来、最高となっています。これにより、今年上半期のGDPの成長率は6.42%に達し、新型コロナ前の水準と同じであるとしています。
ソース:VOV