席上、挨拶に立ったトゥオン国家主席は1945年の8月革命以降、ベトナム国民は「自由と独立ほど尊いものはない」という精神を掲げ、民族解放、国家統一のために勇敢に戦い、多くの犠牲を払ってきた」と強調しました。また、ドイモイ=刷新時期に入り、ベトナムの人々は貧困解消に取り組み、歴史的意義がある大きな成果を収めた。世界地図に載っていない国から現在、192か国と外交関係を結び、アジア太平洋でのダイナミックな経済発展を遂げている国の一つとなっているとしています。トゥオン主席は次のように語りました。
(テープ)
「2045年までに高所得の先進国になるという目標の達成を目指し、ベトナムは民族大団結の力を発揮し、ドイモイ=刷新、包括的かつ広範な国際統合の促進に取り組まなければなりません。また、社会主義法治国家の構築、および社会主義を志向する市場経済体制の完備を継続し、領有権、領土保全の確保や各世代のベトナム人が保存している遺産の発揮に尽力すべきです」
トゥオン国家主席はこのように語り、この78年間にベトナムを支持・支援してきた各国やパートナーに感謝の言葉を述べ、次のように強調しました。
(テープ)
「全ての国々の共通の平和・繁栄を確保するため、私たちは団結し、協力を促進するとともに、多国間主義を強化し、国際法、国連憲章を順守する必要があります。ベトナムは協力、対話、多国間主義の強化、紛争の平和的解決の促進を目指し、架け橋としての役割を果たし、国際社会の信頼できるパートナーとなる意向があります。また、各国大使や国際組織の代表はベトナムと世界各国との協力の緊密化に適切な貢献をしていくと確信します」
一方、在ベトナムパレスチナ大使館のサーディ・サラマ大使は外交団を代表して、これまで、ベトナムが達成してきた成果を祝うとともに、各国の外交官はベトナムと各国との友好協力関係の強化に努力していく強調しました。
こうした中、同日夜、ホーチミン市の党委員会、人民評議会、人民委員会、祖国戦線委員会は同市駐在各国の代表事務所や、非政府組織、国際組織、企業協会の代表のレセプションパーティーを共催しました。
(VOVWORLD)