承認された決議では、ベトナムが強大で繁栄した幸福な国家となり、社会主義志向の市場経済体制を完全に確立することが盛り込まれています。
具体的には、デジタル経済やグリーン経済、循環型経済への転換を進め、科学技術とイノベーションを経済成長の主な原動力とするとしています。
また、アジアを代表する先進工業国となり、地域や国際社会における金融センターとしての地位を確立することも目標に掲げています。
数値目標として、2031年から2050年までの年平均GDP成長率を7%から7.5%とし、2050年には1人当たりGDPを現在の価格で約3万8000ドルまで引き上げることを目指しています。
都市化率は70%から75%に高め、人間開発指数も0.85以上を達成する計画です。
決議では、国民が質の高い社会サービスを受けられる持続可能な社会保障システムの構築も掲げられています。
(VOVWORLD)






