全国の投票所では、国旗掲揚式に続いて開会の宣言が行われたあと、有権者の立ち会いのもとで投票箱が確認・封印され、厳粛な雰囲気の中で投票が始まりました。
今朝、トー・ラム共産党書記長は、ハノイ市内の投票所で地域の有権者とともに一票を投じました。ルオン・クオン国家主席、ファム・ミン・チン首相、チャン・タイン・マン国会議長もそれぞれの地元の投票所で投票を済ませました。
ホーチミン市では、約970万人の有権者が国会議員や各級人民評議会議員の選挙に参加しました。このうち、第53投票所では、かつて戦略諜報部員として活躍した、「人民武装勢力の英雄」の称号を持つ、98歳のグエン・ヴァン・タウ氏も姿を見せ、一票を投じました。
「1946年の最初の選挙以来、80年間にわたり投票を続けてきました。今日、国民が当たり前のように一票を投じることができるのは、多くの仲間や同胞の犠牲があったからです。非常に光栄で誇らしく思います。私たちの世代が命をかけて独立を勝ち取ったように、若い世代にはさらに高いレベルの学びを追求してもらいたい。私たちは『独立の時代』を築きました。これからは皆さんが、『飛躍の時代』を切り開く番です。責任を持って投票に臨み、この国をさらなる高みへと導いてくれると確信しています」
一方、中部カインホア省のチャム族が多く暮らす地域でも、有権者が投票所に足を運びました。チャム族のダン・ティ・タイン・ハさんは次のように語っています。
私たちのミーギエップ集落は、チャム族の伝統的な錦織の村です。今回の候補者の中には、チャム族で女性の国会議員候補が2人、さらに省人民評議会議員の女性候補も2人おり、大変誇りに思っています。
また、同じく中部カインホア省のチュオンサ特区の諸島でも、早朝から兵士や住民が国民の権利と義務を果たすために投票を行いました。チュオンサ島のチャン・フイ・フン政治委員は、次のように述べています。
「祖国から遠く離れた離島で、本土の同胞と同じタイミングで投票できることは、私たちにとって大きな誇りです。これは、最前線で任務に当たる軍民に対する党と国家の深い関心の表れでもあります。私たちの一票一票には、チュオンサが祖国の神聖な領土の一部であるという強い意志が込められています。国民の意志を代表するふさわしい人物が選ばれるよう、高い責任感を持って投票しました」
各地の投票所では朝早くから多くの市民が列を作りました。投票を終えた市民からはこんな声が聞かれました
(女性)「生まれて初めて投票用紙を手にして、市民としての権利を果たせたことがとても嬉しいです。当選された方々が力を発揮して、国がさらに発展し安定するような政策を進めてくれることを願っています。」
(男性)「家族4人で張り切って早めに来ました。とても気持ちが高まっています。第16期国会と各級人民評議会にふさわしい代表者が選ばれると信じています。」
全国各地の投票状況について国家選挙評議会事務局のタ・ティ・イエン副局長は次のように述べました。
「全国各地から届いている情報では、今のところ特に異常は報告されていません。各投票所では朝早くから活気ある雰囲気に包まれており、多くの有権者が開会式から参加して投票を行っています。選挙の状況については、随時情報をお伝えしてまいります。」
今回の選挙では、国会議員500人のほか、省レベルおよび村レベルの人民評議会議員あわせて7万2000人余りが選出される予定です。
(VOVWORLD)







