紡績縫製部門は新型コロナウイルスから最も大きな影響を受ける部門です。この部門の4月の輸出額は3月と比べ20%減となっています。紡績縫製部門の大手企業「マイムオイ」は、その対応策として国内の消費者のニーズに応える商品の生産に集中しています。同社のマーケティング部長ブイ・ドゥク・タンさんは次のように語りました。
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「喜ばしいことは、生産経営活動を再開した後、お客さんが弊社の商品に対するフィードバックを示していることです。再開を準備するために、商品の多様化や質的向上に力を入れてきました。これにより、売上は徐々に増えつつあり、感染が起きる前のレベルへ近づいています。」
今年の初めからの4か月間、小売り業とサービス業の売上高は前年同期と比べ、4.3%減となっています。しかし、社会的距離の確保措置が緩和されたことにより、国内市場の消費が回復する見通しです。ハノイ商業会社のグエン・ティエン・ヴォン副社長は、これから、国内市場は国内企業の拠り所となっていると述べ、次のように語りました。
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「弊社は社会的距離の確保措置が実施されている間に、食料・食品の店舗19カ所の改装を行いました。年末まで、約100カ所の店舗を改装・拡大・オープンする計画があります。」