これらの会見で、モロッコの指導者は、同国とベトナムとの伝統的な友好関係と協力の潜在力を高く評価しました。エナーム・マヤラ参議院議長は、「ギア委員長の訪問は重要な意義があり、両国の議会間の協力と両国関係における前向きな成果を振り返る機会である」と強調するとともに、経済や貿易などの分野でモロッコ市場に進出しようとするベトナム企業と投資家を歓迎すると明らかにしました。
一方、ナディア・トゥハミ衆議院副議長は、国の発展事業において達成してきたベトナムの成果を高く評価したほか、「ベトナムが近年、アジアおよび世界で高い経済成長率を維持している数少ない国の一つであるという事実は、国際金融機関から高く評価されており、ベトナムの党と国家の正しい政策を示している」との見解を述べました。また、カサブランカ市とホーチミン市の姉妹都市提携の締結を促す一方、気候変動への対応のための南南協力を強化するよう提案しました。
モロッコ訪問中、ギア委員長は進歩社会主義党(PPS)や、真正と現代党(PAM)などの指導者と個別会見を行いました。
(VOVWORLD)