会談で、両議長は各レベルの交流を強化し、2022年に両国の外交関係樹立30周年を記念する準備作業を促進することで一致しました。フエ議長は両国の貿易総額を5億ドルにするという目標を早期に実現させるために取り組むよう訴えるとともに、ブルネイに対し、イスラム教徒向けての食材や料理「ハラール」の生産と関連の証明書取得をベトナム企業に支援するよう呼びかけました。
また、フエ議長はブルネイ立法評議会が第42回AIPA =東南アジア連議院総会の議長を務めることにお祝いの言葉を述べ、ベトナム国会はブルネイ立法評議会と緊密に連携し、AIPAの活動に積極的に参加してゆくと明らかにしました。
一方、ブルネイ立法評議会のPehin Dato Abdul Rahman議長は、ベトナム国会は第41回AIPAの議長を成功裏に務めたと歓迎し、第42回AIPA議長としてASEAN内の連携やASEANの中心的な役割の向上、1982年国連海洋法条約をはじめとする国際法の支配などに力を入れてゆくと強調しました。
新型コロナについてベトナムのヴオン・ディン・フエ国会議長は、ワクチンの研究・開発・生産・調達に対する加盟各国の議会の役割をAIPAの枠内で高めるよう訴えました。