会談で、両首相は、経済協力のための有利な法的枠組みを整備することで一致するとともに、通信やデジタルトランスフォーメーション、サイバーセキュリティ、鉱業、工業製品および消費財の製造、加工産業の発展、農産物の輸出、民間建設、インフラ整備、教育・人材育成、医療、観光など潜在力のある分野における投資プロジェクトの紹介および情報交換を進めることで合意しました。
チン首相は、「エチオピアに対し、ベトナムとAUアフリカ連合および東アフリカ諸国との関係強化を支持するよう希望を表明するとともに、「2027年にエチオピアがP4Gサミットを開催することを支持する用意がある」と強調しました。
この機に、双方は、国際海上交通におけるベトナム東部海域(いわゆる南シナ海)および紅海の重要性を認識し、国際法を順守することを前提に、国際法と国連憲章の順守に基づいて紛争を平和的措置で解決することで一致しました。
会談後、チン首相とアビィ・アーメド・アリ首相は、貿易や教育に関する両国間の協力文書の調印式に立ち会いました。
今回の訪問に際し、ベトナムはエチオピア航空に対し、両国の首都を結ぶ直行便の開設を許可する承認書を手交しました。
(VOVWORLD)