アメリカ・ベトナム関係についてチン首相は「アメリカを重要なパートナーの一つと見なし、それぞれの独立、主権、領土保全、政治体制の尊重を基礎にアメリカとの包括的パートナーシップを強化していきたい」と強調しました。
また、リーヒ議長に対し、各世代のアメリカ議員にベトナムの戦争による被害の克服作業、中でもダイオキシン汚染土壌の浄化、地雷・不発弾の除去、枯葉剤被害者の援助、戦争中に犠牲となったベトナム軍人の遺骨の捜索・収集などの支援を働きかけるよう提案し、両国関係の発展、地域と世界の平和、安定、協力、発展に貢献することへの希望を表明しました。
さらに、チン首相はアメリカの上院議員らとベトナムの東部海域(南シナ海)やミャンマー情勢、気候変動などの問題について協議しました。
アメリカの議員らはベトナムの国土と人々が深く印象に残ったと語り、両国の全面的パートナーシップの促進に尽力していくと強調しました。