GSM社は、ベトナムの大手企業「ビングループ(Vingroup)」のファム・ニャット・ブオン会長が設立した企業で、ラオスは、同社がベトナムだけでなく、各国でもEVによる輸送サービスプロバイダーとなる計画における最初の海外市場です。
第一段階では、同社の「グリーンタクシーSM」サービスは 150 台のEVでビエンチャンで運行されます。その後、ラオスの有名な観光地や他の州にも事業を拡大し、車両数は最大1,000台になる予定です。GSM社によりますと、11月9日から、首都ビエンチャンの市民とラオスへの外国人旅行者は、配車会社と同様に、App StoreとPlay Storeにおける同社のアプリケーションを通じてEVタクシーを簡単に予約できるようになったほか、道路上で直接タクシーを呼ぶこともできます。
GSM は、高品質の輸送サービスを提供することに加えて、電気自動車のレンタルや配車予約、旅行用のEVの予約、パーソナライズされたEVの予約などを含むグリーン モビリティ サービス エコシステムの開発を通じて、ラオスでの電気自動車体験の普及も目指しています。
なお、ラオス政府は、2030年までにラオス国内の車両総台数の30%を電気自動車にするという目標を掲げています。
(VOVWORLD)