この記事によりますと、1995年のベトナムのASEAN加盟はASEANの二極化に終止符を打ち、ASEANの歴史にとって重要な節目となりました。また、ベトナムの加盟は、東南アジア地域のすべての国のASEAN加盟へと道のりを開き、ASEANの威信と影響力を一段と高めることに寄与しました。
こうしたASEANはこの25年、政治面でも経済面でも文化社会の面においても著しい成長を見せており、世界的にも重要な地域組織となっています。
2020年のASEAN議長国を務めているベトナムは、2020年のASEANのテーマとして「ASEANの結合と主体的適応」を掲げており、他のASEAN諸国と連携し、困難を乗り越えて新型コロナへの対応や経済回復を進め、ASEAN共同体の構築を加速させる方針であるとしています。