商工省貿易促進局のヴ・バ・フー局長によりますと、この10年間、特に2014年から2017年の期間に、ベトナムのコショウ産業は栽培面積と収穫量において力強く成長してきました。これにより、ベトナムはコショウの生産でも輸出でも世界1位に立っており、2022年の輸出量は約22万トンに達する見込みで、世界市場のシェアの55％を占めているとしています。フー局長は、ベトナムのコショウは世界市場での威信を確立したものの、この威信を維持するために具体的な措置を取る必要があると述べ、次のように語りました。

（テープ）

「まずは、国際基準、特に、経済・社会・環境に関する持続可能な生産基準を導入すること。第2は、生産管理、流通管理にハイテクを導入し、それをマーケティングに活用すること。第3はPR戦略を再構築し、主要市場でのイメージアップを図るとともに、高級市場への進出を進めることです」