席上、発言に立ったド・フン・ビェト外務次官は「ベトナムは「誰一人取り残さない」という方針に従って地域と世界の平和、安定、繁栄の促進に外国のパートナーと緊密に協力していく」と強調し、次のように語りました。
「ベトナムは持続可能な開発目標の実現で一定の成果を収めてきましたが、自らのさらなる努力と国際組織や外国のパートナーのさらなる支援がない限り、2030年までに多くの持続可能な開発目標が達成できないでしょう。今後もESCAPをはじめ国際社会からの支援を受けていきたいと希望します。これにより、持続可能な開発、およびCOP26で示された公約の実現が図られます」
ビェト次官はこのように語り、ベトナムをはじめ地域の社会経済開発に対するチャンスと課題、および持続可能な開発のための2030アジェンダの実現を強調し、その中でアジア太平洋地域、中でもベトナムに対する気候変動の影響について触れました。また、環境に優しい貿易・投資分野での地域・および国際協力やエネルギー転換、デジタルトランスフォーメーション、持続可能な都市開発の強化を提案し、ESCAPに対し、持続可能な開発目標の実施状況の評価や統計能力の向上を支援するよう要請しました。
ソース:VOV