式典にはベトナムのグエン・フー・チョン共産党書記長、グエン・スアン・フック国家主席、ファム・ミン・チン首相、ラオスのブントーン・チットマニー国家副主席など両国の指導者が参加しました。
開幕での演説に立ったチョン書記長は「ベトナムとラオスの間には長い歴史的な関係ある。1962年9月5日、両国が正式に外交関係を樹立したことは近代における両国関係の歴史的節目を示す出来事である。その後、両国は引き続き緊密に協力して、それぞれの国の民族解放事業に大きな成功を収めた」と明らかにしました。
また、チョン書記長は「1977年7月18日に両国は友好協力条約を締結した。過去45年間、この条約は両国の特別な友好と全面的な協力関係の拡大に法的基礎をもたらした」と述べ、次のように語りました。
(テープ)
「これまでの両国の歴史の道のりを振り返り、私たちは世界でも稀に見るゆるぎない関係を誇りに思うことでしょう。ホーチミン主席とラオスのカイソン・フォムビハン主席、およびスパーヌウォン国家主席を始め、両国のいく世代もの人々が全力で培ってきた友好関係は両国の貴重な財産となっています」
近年、両国関係は絶えず強化されています。2019年2月、両国間の伝統友好関係は偉大な友好関係に格上げされました。両国関係の今後の発展の方向に関して、チョン書記長は次のように語りました。
(テープ)
「今後は、両国の政府と国民が民族独立と社会主義建設という目標の遂行のため、困難を乗り越え、団結を引き続き強化し、ベトナムとラオスとの偉大な友好、特別な団結、全面的な協力関係のため尽力する必要があります。ベトナム共産党、政府、国民はラオスの改革事業を支持するとともに、ラオスとの関係を優先的に発展させるようしています」
式典で、ラオスのブントーン・チットマニー国家副主席はラオスのかつての民族解放事業と今日の国の建設防衛事業を強力に支援してきたベトナム共産党、政府、国民に謝意を表明し、次のように語りました。
(テープ)
「ラオス人民革命党と政府、国民はベトナムとの偉大な友好、特別な団結、全面的な協力関係の強化のため今後も引き続き努力していきます。その関係は両国の多くの世代の人々により培かわれたものであり、今後もさらに発展していくことでしょう」