先ごろ、タイのチャルームチャイ・シーオン農業協同組合大臣は、タイとベトナムはコメの生産コストが高騰している背景の中で、輸出されるコメの価格向上に協力することで一致したと明らかにしました。同大臣によりますと、両国の作業部会は会議を早期に開き、輸出されるコメの価格向上を目指す対策について話し合います。また、両国はインドを始め、コメの輸出国に対し、コメの価格調整に協力するよう提案するとしています。
なお、現在、タイのコメの輸出量はインドとベトナムに次ぐ世界第3位に立っており、今年は700万トンのコメを輸出するという目標を掲げています。