会見でトー・ラム書記長は、ベトナムがタイとの友好関係および多分野にわたる協力を常に重視し、その一層の促進を望んでいると強調しました。また、両国関係が包括的な戦略的パートナーシップへと格上げされたことは歴史的な出来事であり、両国の関係に新たな章を開くものであり、新時代における発展のニーズに応えるものだと述べました。
今後の協力については、両国経済の連結強化を二国間協力の重要な柱と位置づけ、グリーン経済、デジタル経済、イノベーション分野での協力拡大や、投資家の相互進出の促進を提案しました。また、地域およびメコン川流域の協力の枠組みにおける緊密な連携強化の必要性も強調しました。
これに対し、シナワット首相はトー・ラム書記長の提案に全面的に賛同し、両国が合意した主要な協力方針を実行に移すため、タイの関係機関に対し、ベトナムと緊密に連携するよう指示する考えを示しました。
同日午後、国家主席府でルオン・クオン国家主席もシナワット首相と会見しました。
(VOVWORLD)