25日、外務省本部で、グエン・クオク・ズン外務次官はアメリカ側の求めに応じて、アメリカのカート・キャンベル大統領補佐官、および、ダニエル・クリテンブリンク国務次官補と電話会談を行いました。
ズン外務次官 |
また、アメリカ側に対し、教育や、医療、人道支援、デジタル経済、気候変動への対応などの分野でベトナムを支援していくよう求めました。
さらに、アメリカがASEAN内の団結強化や、ASEANの中核的な役割の向上、ASEAN・アメリカ戦略的パートナーシップの強化などを支持していくことへの希望を表明しました。
一方、キャンベル大統領補佐官とクリテンブリンク国務次官補は、「アメリカは常に、ベトナムとの全面的パートナーシップを重視し、ベトナムとの関係を新しい発展段階に押し上げたい意向がある」と再確認するとともに、「気候変動への対応分野で、ベトナムを含め発展途上諸国を支援していく」と明らかにしました。