これは、国連総会で採択された毎年6月11日を「国際遊びの日」とする決議を実施する活動の一環です。この決議は2024年3月25日にベトナムを含む6か国が提出し、国連加盟138か国が共同提案国に加わりました。
式典で、ド・フン・ビェット外務次官は、子どもたちの健康、幸福、発達に対する遊びの重要な役割を確認するとともに、都市部から農村部、遠隔地に至るまで、すべての地域に住んでいる子どものために遊び場、おもちゃ、音楽、スポーツ施設などの安全な遊び環境の整備に取り組む必要があると強調しました。この機に、ビェット次官は国連機関や民間セクターに対し、ベトナムの子供向けの娯楽活動や遊び場の不足状態の解決でベトナムを支援するよう呼び掛けました。
一方、ユニセフ=国連児童基金ベトナム事務所のレスリー・ミラー所長代理は、「国際遊びの日」に関する決議案の発起と採択の促進におけるベトナムの取り組みに感謝の意を表明しました。また、世界最大級の玩具メーカー、レゴ・グループの最高執行責任者であるカールステン・ラスムッセン氏は「国際遊びの日」に関する決議の採択を推進したベトナム政府に感謝し、子どもたちがより多くの遊びや遊びベースの学習に参加することを支援するため、今後もベトナム政府、およびユニセフと緊密に協力したい意向があると述べました。
記念式典で、子どもたちは夢にある遊び場を題材として絵描きコンクールの8千点の応募作品から選ばれた31点の作品を紹介しました。
(VOVWORLD)