これは、オゾン層保護と気候変動との繋がりを取り上げる他、モントリオール議定書の成果を認めた上で、オゾン層破壊物質使用削減や、代替フロン(HFC)の段階的削減に向けた共同体の認識向上などを目指します。
ベトナムは、1992年に気候変動に関する国連枠組条約、1994年にオゾン層の保護のためのウィーン条約、及び、オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書を締結しました。
この数年間にわたり、ベトナムは国際コミュニティと共に、オゾン層保護、オゾン層破壊物質の管理と廃止に努力してきました。特に、ベトナムの2020年環境保護法の第92条は、オゾン層保護を規定した他、2022年1月1日に発効される予定の法的文書の中でもオゾン層保護が詳細に規定されるということです。これは、ベトナムにおいて、モントリオール議定書を効果的に足並みをそろえて展開するための重要な法的基礎となります。