フォーラムで、EVFTA=ベトナムとEUの自由貿易協定は新常態(ニューノーマル)が戻っており、世界経済が回復している背景の中で双方の貿易投資活動に大きな弾みをつけるであろうとの意見が相次ぎました。
また、新型コロナの影響を受けたにもかかわらず、ベトナムは東南アジア地域におけるEUの最大の貿易相手国になっており、EUの輸入先としてトップテンに入っています。その中で、EUへのベトナムの農産物や水産物、繊維製品、履物などの輸出は著しい成長を見せています。
これは、EU市場においてベトナム商品の競争力と市場シェアが大幅に改善されたことを示しています。
フォーラムで発言に立った商工省のダン・ホアン・アン次官は、次のように語りました。
(テープ)
「従来の商取引方式がパンデミックにより制限されている中で、電子商取引は明るい点となっています。ベトナムとEU諸国は、デジタル経済を促進するための多くのソリューションを出しました。特に、電子商取引は、パンデミック後の経済回復戦略における優先分野の1つになり、近い将来、有望な国際貿易チャネルとなるでしょう。」