18日、インドネシアの首都ジャカルタにあるASEAN＝東南アジア諸国連合の書記局本部で、ACCC＝ASEAN連結性調整委員会会議が行われ、ASEAN駐在ベトナム代表団の団長を務めるグエン・ハイ・バン大使率いるベトナム代表団が参加しました。

席上、参加者らはMPAC 2025＝「2025年までのASEAN連結性マスタープラン」の展開状況を高く評価しました。今後、ASEANは戦略的な分野におけるプロジェクトの実施を促進するとともに、パートナーらに対し、これらのプロジェクトに積極的に参加するよう働きかける予定です。

具体的には、新型コロナ収束後のインフラ整備や、貿易活動に関するデータベースづくり、ASEANのデジタル化促進、都市ネットワークづくり、人材育成、職業訓練などは優先課題とみられています。また、会議はMPAC2025の展開を強化することや、MPACの利益に関する宣伝啓蒙活動を促進することなども主要議題となりました。

会議では、「今後もASEANの連結性を強化していく」方針が打ち出されました。