会議でソン副首相は、メコン・日本協力枠組みに参加するカンボジア、ラオス、ミャンマー、日本、タイ、ベトナムの6か国が、発想やアプローチを刷新し、次の3つの優先分野に注力すべきだと提案しました。第一に、インフラ連結性の強化と越境貿易の促進を通じた中小零細企業への支援。第二に、デジタルトランスフォーメーションとイノベーションの推進、デジタルセンターの構築、グリーンテクノロジーの活用。第三に、食料・水・エネルギーの安全保障に関する課題への分野横断的な対策、技術移転の促進、再生可能エネルギーの開発です。
またソン副首相は、メコン・日本協力の実現には民間部門の関与が不可欠だと強調し、「メコン・日本ビジネスフォーラム」を定期的に開催することを提案しました。
会議の最後に、参加国はベトナムが共同議長として果たした積極的な役割を高く評価し、メコン・日本協力の実効性と柔軟性の向上に貢献したと認めました。
(VOVWORLD)