具体的には、2020年から海洋観光部門は年平均、2200万人の外国人観光客と5800万人の国内観光客を誘致し、その平均年商が200兆ドン(約1兆円)に達するという目標が掲げられています。
現在、各地方はその戦略の実施に力を入れていますが、エコノミストらは、「海洋観光に関するトレードマークの確立や、地元の潜在力とメリット・デメリットの評定などは優先課題である」と指摘しています。
これに関し、観光発展研究院のグエン・アイン・トゥアン院長は次のように語りました。
(テープ)
「自然風景や、生態系、文化、地理的地位などの面で、それぞれの地方はそれぞれのメリットがあります。これらのメリットを活用し、沿海地帯で定期的に開催されてきた観光・文化イベントと結びつけて進めると、価値の高い商品とサービスを作り出すことができると信じています。」
このように語ったトゥアン院長は、「海洋観光は、貧困解消や、領海の保護などにも役立つ」との見方を示しています。
ソース:VOV