マレーシアのマハティール首相やフィリピンのドゥテルテ大統領など、アジアの首脳や有識者が「新たな秩序の模索 混沌を越えて」をテーマに、 2日間の日程で話し合います。
会議で発言に立ったベトナムのファム・ビン・ミン副首相兼外相は「世界は政治、経済、社会などの分野で不安要素が多く出ている新しい段階に入った」と明らかにした上で「平和、繁栄、持続可能な発展の世界は全ての国の願望である」と強調しました。
また、ミン氏は持続可能な新たな世界秩序を作る基準として、包摂的な多国間主義の強化、信頼と協力の促進、21世紀の大きな試練を解決できるグローバルなマネジメント・システムづくり、国連を中心に法律に則った運営、公平と平等という原則の遵守という3つの要素を出しました。
ミン副首相兼外相は「ベトナムは平和、安定の価値を重視する一方、国際法を尊重すること、紛争を平和的措置で解決すること、多国間主義の促進を支持している」と述べると共に、「ベトナムはそれぞれの国々と地域、及び、世界の共通の利益と繁栄、発展のため、平和や安定を促進することを主張している」と明らかにしました。
ソース:VOV