13日にハノイで開催された外務省の定例記者会見で、レ・ティ・トゥ・ハン報道官はアメリカの国際宗教自由報告書2020年版に関する記者団のインタビューに答えました。
ハン報道官によりますと、この報告書は、国民の宗教と信仰の有無に関する自由権の確保を目指すベトナムの努力を取り上げていますが、正しくない情報もあるとしています。ハン報道官は、「ベトナムは常に、国民の宗教と信仰の有無に関する自由権を尊重・確保している」と再確認しました。
また、フランス在留ベトナム人のチャン・ト・ガ（Tran To Nga)女史がベトナム戦争中にアメリカ軍がベトナムに散布した枯れ葉剤を提供したアメリカの化学製薬会社を相手取って起こした訴訟に関し、ハン報道官はフランス・エブリ裁判所の判決に遺憾を表明し、「ベトナム政府は、枯れ葉剤被害者の闘争を支持していく」と語りました。
