14日、ハノイで、ベトナムのブ・チェン・タン内務次官はアメリカのマーク・ナッパーベトナム大使と会合を行い、宗教と宗教・信仰の自由について話し合いました。席上、タン次官は、マーク・ナッパー大使が両国関係の強化に貢献していくことへの希望を表明しました。
タン次官は、「このほど、ベトナムは宗教白書を公表し、その中にはベトナムの宗教政策に関する正当な情報が盛り込まれている」と明らかにし、「宗教・信仰の有無に関する国民の自由権を尊重・保護し、各宗教の発展に有利な条件を作り出す」というベトナムの党と国家の終始一貫した政策を再確認しました。
また、昨年12月にアメリカ国務省がベトナムを「宗教弾圧が特に懸念される国」のブラックリストに追加したことに遺憾を表明した上で、アメリカ側に対し、ベトナムの路線・政策を正しく評定するよう訴えました。
一方、マーク・ナッパー大使は、「各宗教の信者への条件づくりにおいて、ベトナムは進歩を遂げてきた」と認めるとともに、「在ベトナムアメリカ大使館はベトナムが『宗教弾圧が特に懸念される国』のブラックリストから除外されるように協力したい意向がある」と確認しました。
(VOVWORLD)