3日、インドネシアで開催されているADSOM+=拡大ASEAN国防高級事務者会合で、ベトナム国防省のホアン・スアン・チェン次官は「ベトナム東部海域、いわゆる、南シナ海における領有権に関する不一致点が残されているが、ベトナムは国際法に則って、各国の独立、主権、正当な利益の尊重を基礎にこの海域に発生するすべての紛争と不一致点を平和的措置で解決する原則を堅持している。ベトナムはDOC=海上行動宣言の十分な履行とCOC=海上行動規範の早期締結を支持している」と強調しました。
また、チェン次官はASEAN加盟諸国と相手国は常にASEAN共同体の構築のため緊密に協力することを望んでいる。そのため、各国は信頼醸成を強化し、共通の試練への対応、ASEANの共通の発展、および地域と世界の平和、繁栄、安全保障の貢献のため取り組む必要があると明らかにしました。
この会議への出席を機に、チェン次官はインドネシアの国防省と日本防衛省の代表と個別会見を行いました。
(VOVWORLD)