席上、ベトナムの国連常駐代表団副団長のファム・ハイ・アイン大使は「人の命は最も重要な財産である」と強調し、当事者に対し、国境を越えたり海を渡ったりする際に、命を落とす難民が出ないよう、難民の救済を優先させることを呼びかけました。
アイン大使によりますと、当事者間の建設的な対話は難民の帰還と再統合を支援するための最も効果的な方法である。国際協力や支援策は人を中心に置き、主権尊重と内政不干渉という原則に合致しなければならないとしています。
さらにアイン大使は非伝統的安全保障問題が浮上している背景の中で、亡命希望者に対する亡命許可証の発給で明確性を確保するとともに、難民と不規則に流入する難民、または経済目的で移住する人々を区別することの重要性を訴えています。
そしてベトナムは常に同問題での国際協力を重視しており、国際法、とりわけ、世界的試練の解決を目指す関連義務の遂行を尊重していると強調しました。