2日午前、ハノイで、グエン・スアン・フック首相の主宰の下、政府の3月の月例会議が行われました。
会議の冒頭で、フック首相は、今年の第1四半期のGDP国内総生産の成長率は前年同期と比べ、7.38%に達し、過去10年で最高となっていると明らかにしました。
また、ベトナムの経営・投資環境が絶え間なく改善されていることや、国内消費が高まっていることから、今年のGDP成長率を、国会が出した目標値を上回る少なくとも6.7%にするという目標が掲げられるかどうかについて閣僚の意見を求めました。フック首相は次のように語りました。
「ヴオン・ディン・フエ副首相とチン・ディン・ズン副首相らは、国営企業の生産経営活動を評価した上で、経済成長の具体的なシナリオを作成しています。国会は、今年の成長率を6.5%から6.7%にするという目標を求めていますが、少なくとも6.7%の成長率を達成するように取り組まなければなりません。その目標に基づいて、それぞれの部門に具体的な目標を求める必要があります。」
そして、フック首相は、CPTPP=包摂的かつ先進的な環太平洋経済連携協定を締結していることや、GMS=第6回大メコン圏首脳会議を開催したことは、国際社会におけるベトナムの威信と地位を高めているとしています。
今回の会議で、政府は、今年初めからの3ヶ月と3月の経済社会発展状況、及び、2018年の経済社会発展計画と国家予算案の展開に関する政府決議の実施状況について協議しています。
ソース:VOV