会議で発言にたったグエン・スアン・フック首相は、「この5年間、銀行部門は、遥かに発展しており、託された任務を立派に果たした。2020年に、新型コロナウイルス感染症などの様々な困難に直面したものの、銀行部門は、疫病や台風などに主体的に対応し、金融政策を柔軟に運営し、マクロ経済の安定化やインフレ抑制、及び、経済成長の促進に貢献してきた」と強調しました。
また、フック首相は、「信用は経済発展にとって重要なチャンネルであることから、銀行部門は、2021年の信用の成長を目指す適切な政策を講じる必要がある。その一方で、新たな発展段階の要求に応えるために、金融、信用、銀行体制の完備に集中すべきである。同時に、インフレの抑制、マクロ経済の安定化、経済社会発展の促進を目指して、引き続き金融政策手段を主体的、かつ、柔軟に運営していかなければならない」と訴えました。