13日午後、政府本部で、グエン・スアン・フック首相は、ベトナムを訪問中のオーストラリアのマリース・ペイン外務大臣と懇談しました。
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さらに、ベトナム東部海域問題について、フック首相は「ベトナムは、オーストラリアの立場を高く評価すると共に、オーストラリアに対し、平和・友好・航行の自由・国際法の順守という精神を掲げて、この海域問題を巡るASEANとベトナムの立場を支持し続けていただきたい。」と明らかにしました。
一方、マリース・ペイン外務大臣は、ベトナムが2020年~2021年期の国連安全保障理事会の非常任理事国になることを祝うと共に、「オーストラリアは、ベトナムがこの任務を立派に全うするために、ベトナムと共に歩む」と明らかにしました。また、同外務大臣は「オーストラリアの多くの企業は、ベトナムで投資活動を行いたい意向がある。オーストラリアは、ベトナムのインフラ整備や、デジタル能力、サイバーセキュリティなどを支持する用意があると同時に、ベトナム東部海域の平和・安定・繁栄の確保に向けてベトナムと緊密に協力し続けると強調しました。
なお、同日午後、党中央本部で、共産党中央経済委員会のグエン・バン・ビン委員長は、マリース・ペイン外務大臣と懇談しました。