5月31日午前、アメリカを訪問中のグェン・スアン・フック首相はアメリカのウィルバー・ロス商務長官と会見しました。
席上、フック首相は「両国の経済貿易関係には発展のための複数の潜在力がある」と明らかにすると共に、アメリカ商務省に対し、ベトナムを市場経済国として認定し、対ベトナム貿易赤字の問題を客観的に評価しながら、正しく反映すると共に、TIFA=貿易投資枠組協定や、WTO=世界貿易機関の規定を基礎に両国間の貿易問題を処理してゆくよう要請しました。
また、フック首相はアメリカ側に対し、ベトナム産の果物や水産物のアメリカ市場への輸入活動に有利な条件を作り出すようとの希望を表明しました。
一方、ロス商務長官は、均衡と互恵を基礎に両国間の貿易成長率を最大限にするという共通目標を強調すると共に、ベトナムとアメリカとの関係をさらに強固で全面的に発展させることを支持しました。
なお、会見後、フック首相とロス商務長官は両国の企業による貿易投資協力合意書の調印式に立ち会いました。 現地時間の5月31日夜、フック首相とベトナムの高級団は首都ワシントンを発ち、アメリカ公式訪問を成功裏に終えました。
ソース:VOV