17日午前、タイの首都バンコクで開催中の第29回APECアジア太平洋経済協力首脳会議の枠内で、「貿易と投資の将来、アジア太平洋協力の機会と課題」と題するに関する討論会が行われました。討論会で発表を行ったグエン・スアン・フック国家主席は、ベトナムが品質、効率、技術、環境保護を主な評価基準として、海外からの直接投資を選択的に誘致する方針であると明らかにしました。ベトナムは、APECメンバーが協力の精神を掲げ、困難や試練を乗り越えて、域内の投資、経営活動を促進していくよう希望しました。
なお、第29回APEC首脳会議では、ベトナムのグエン・スアン・フック主席、中国の習近平国家主席、タイのプラユット・チャンオチャ首相、フランスのエマニュエル・マクロン大統領、インドネシアのジョコ・ウィドド大統領、アメリカのカマラ・デヴィ・ハリス副大統領の演説が予定されています。