会議にはスペイン国王フェリペ6世をはじめ、1万5千人以上の代表が参加しました。ベトナムからはホー・ドゥク・フォック副首相が代表団を率いて開幕式に出席しました。
開幕式で、各国首脳が「セビリア・コミットメント」を採択しました。これは、持続可能な開発目標(SDGs)の実現に向け、4兆米ドルの資金動員を目指す包括的な国際的枠組みを構築するためのものです。このコミットメントが国際金融システムの包摂的かつ効果的な改革、脆弱国への支援、科学技術やイノベーションを活用した重点分野への投資促進などを集中的に取り上げました。
現地時間の7月1日、フォック副首相は、「国際開発協力の刷新」をテーマにした全体討論および円卓会議で重要なスピーチを行う予定です。
また開幕式の枠内で、フォック副首相は国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)のアルミダ・サルシア・アリスジャバナ事務局長代行、スペインのペドロ・サンチェス首相、東ティモールのベンディト・ドス・サントス・フレイタス外相、フィンランドのヴィレ・タヴィオ対外貿易・開発大臣とそれぞれ個別会見を行いました。
(VOVWORLD)