国会議長の動静を担当する当放送局(VOV)のレポーターによりますと、6日午前、ジャカルタで、インドネシアを公式訪問中のブオン・ディン・フエ国会議長は、ベトナム最大手IT企業、FPTソフトウェアのジャカルタ事務所を訪れました。
席上、フエ議長は、デジタルトランスフォーメーションにおけるFPTの先駆的な役割を高く評価し、「FPTはベトナムを世界有数のIT国家にすることに貢献している」と語りました。FPTのジャカルタ事務所に関し、フエ議長は、「設立されてからわずか1か月で、FPTのジャカルタ事務所がネットワークを確立できたことは大洋に向かうというベトナム企業の傾向を示す」と明らかにしました。
また、「デジタルトランスフォーメーションとエネルギー転換はベトナムとインドネシアが協力可能な分野であり、2030 年までにデジタル経済が GDP=国内総生産の約30%を占めるという目標を達成するために、FPTはより積極的に取り組んでいく必要がある」とし、FPTがこれらの分野において両国企業の連携を促進するための中心的役割を果たすよう求めました。
さらに、「デジタルトランスフォーメーションと情報技術を開発するため、国会と政府は法律システムの完備に力を入れ、無線周波数法や電子取引法を採択するほか、通信法などを改正する計画である」と述べました。
(VOVWORLD)