フォーラムには、両国の企業200社あまりが参加しました。これは、貿易や投資をはじめ多くの分野における両国間のパートナーシップを更に強化する機会となります。
現在、ベトナムはインドネシアの大きな貿易相手国の中で11位にたち、昨年の両国間の貿易総額は140億ドルに達成しましたが、向こう数年間で更に増加すると予測されています。フォーラムで発言に立ったフエ議長は、次のように語りました。
(テープ)
「現在、アジア太平洋地域で、インドネシアはベトナムの最も重要な経済相手国のなかのひとつです。世界情勢が大きく変動している中で、両国は多くの措置で貿易をはじめあらゆる分野において互いに便宜を図ることができます。たとえば、非関税貿易障壁を設けないことや、既存のサプライチェーンの維持における両国企業間の協力を強化すること、双方が新たなサプライチェーンを開発するために協力することなどです」
また、フォーラムで、両側は再生可能エネルギーや、インフラ整備、デジタル経済、循環経済、農業・水産物、ハラール産業、観光など多くの分野において協力することで一致しました。
この機に、フエ議長は、ベトナムとインドネシアの大手企業の協力合意書の調印式に立ち会うほか、ホーチミンとジャカルタを結ぶ直行便の就航式に参列しました。
(VOVWORLD)