席上、フエ議長は、「在インドネシアベトナム大使館の幹部や職員、およびインドネシア在留ベトナム人共同体が両国関係を強化する架け橋としての役割を果たし、インドネシアにベトナムの国土や人々を紹介・PRすることに貢献していくよう」訴えるとともに、「両国の関連各機関は、両国で長期的な事業活動を行う両国企業に好ましい条件を提示していく」と明らかにしました。また、これからも、インドネシア在留ベトナム人共同体が団結し合い、豊かな生活を送っていくよう希望しました。
これに先立つ4日午後、フエ議長は、インドネシアの元大統領でありインドネシア闘争民主党(PDI-P)の党首であるメガワティ・スカルノプトリ氏と会見しました。会見で、フエ国会議長は、メガワティ党首の父親であるスカルノ大統領とスメガワティ党首のベトナムへの暖かい感情と積極的な貢献に謝意を表明するとともに、両国間の伝統的友好関係の積極的な発展や、2003年に樹立された両国間の包括的パートナーシップに対するメガワティ党首の役割と努力を高く評価しました。
一方、メガワティ党首は、ホーチミン主席とスカルノ大統領の兄弟のような関係に関する記憶を振り返ると同時に、ベトナムの国土や人々、これまで達成されてきた社会経済開発事業の成果などに深い印象を表明し、「ベトナムはASEAN地域におけるインドネシアの重要なパートナーである」と強調しました。
(VOVWORLD)